お知らせ

【ニュースリリース】

2014年9月25日
株式会社 SRA
 
ソフトウェア開発現場から生まれたチーム開発のための
統合管理プラットフォーム製品「ProjDepot」を発売



株式会社SRA(本社:東京都豊島区南池袋、代表取締役社長:鹿島 亨、 以下 SRA)は、チーム開発のための統合管理プラットフォーム製品「ProjDepot」を発売します。

ソフトウェア開発現場(プロジェクト)では、マネージメント、設計、実装、テスト等の役割を持つ開発担当者に加え、顧客側の担当者や委託先の社員など多くの人々が参加する為、情報の周知に時間が掛かったり、伝達漏れが起きたりする事が多々あります。
さらに、ソフトウェアの要件や環境は複雑化する一方で、リリースまでの期間も短く、チーム開発の効率化は大きな課題となっています。

ソフトウェア開発現場のニーズをもとに開発した「ProjDepot」は、チーム開発のためのコラボレーション環境であり、チーム作業を効率化し、成果物の安全な管理や障害の確実な管理、情報共有の促進、状況のビジュアライズを実現する統合管理プラットフォームです。「ProjDepot」は、オフショアなどの開発拠点が分散した開発にも非常に有効で、派生開発、チケット駆動開発、テスト駆動開発の環境としても利用できます。

■製品の特徴:
(1)様々な分野、規模のプロジェクトに対応
 基幹業務システム開発からウェブシステム開発、組込システム開発などの様々な分野、小規模から大規模までの様々な規模のプロジェクトに対応することができます。組織においてプロジェクトを一元的に管理、ソフトウェア資産を安全に管理するための「器」になります。
 
(2)チーム開発に必要な機能をまとめて提供
 ソースコードの変更履歴を実現するバージョン管理機能、バグや課題を確実に管理するための障害管理機能、チーム内での円滑な情報共有を提供するメーリングリスト機能や Wiki サイト機能、継続的な自動テストを実施する自動ビルド機能など、チーム開発に必要な機能を統合的に提供します。
 簡単な操作で、即時に新しいプロジェクト環境を構築することができます。

(3)オープンソースによるツール連携
 Subversion、 Git、 Trac、Jenkins といったソフトウェア開発現場で広く使われている実績のあるオープンソースを採用しています。これにより、他の開発ツールとの連携やカスタマイズによる機能追加が容易となります。「ProjDepot」に組みこまれた各種のオープンソースは、独自に開発した管理機能により簡単に運用することができます。

(4)メトリクスによる状況のビジュアライズ
 ソースコードの変更やチケットの更新、自動ビルドの実行結果などをメトリクスとして自動的に収集し、プロジェクトの状況変化をインタラクティブなグラフで表現し、プロジェクトの横断的な状況把握を支援します。また、蓄積したソースコードやメーリングリストのアーカイブから検索機能により、素早く目的のドキュメントを探すこともできます。

■製品の価格:
  本製品は利用者数に応じたライセンス体系を採用しています。
100ユーザの場合、初期ライセンス費用240万円、年間保守費用48万円です。

SRAでは基幹システム、組込ソフトウェア、ウェブサイト、モバイルアプリなどのソフトウェア開発を行っている組織や、外部に開発を委託している組織に対して、「ProjDepot」を販売していきます。また、パッケージ販売に加え、「ProjDepot」をより効果的に利用して頂くために、構成管理や継続的インテグレーションなどの導入コンサルティングや、標準開発プロセスの組織的な導入のためのコンサルティングも提供していきます。

 ※出荷開始:2014年11月1日(予定)

「ProjDepot」は商標登録出願中です。


【本件に関するお問い合わせ】
  株式会社 SRA
   産業第1事業部 営業部
   URL:http://www.sra.co.jp/projdepot/
   E-mail:projdepot@sra.co.jp
   TEL: 03-5979-2800


以上

2014年9月25日作成